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10万円で買える動画編集ができる自作PCを作る方法。【パーツ選定】

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10万円で買える動画編集ができる自作PCを作る方法。【パーツ選定】

緊急事態宣言の中、リモートワークで働けているというありがたい状況なので、5月より支給される10万円の給付金は全て使ってしまうことに。給付される10万円以内で必要なものは全て揃える構成で選択しました。

まずは最優先事項を決める。

ネットサーフィン、書類作成、動画鑑賞など様々な用途でPCを使用しますが、今回は動画編集ができるPCを大前提に構成を考えます。

使用するソフトウェアは、Davinch Resolve。無料でも有料版と変わらないほどの機能が使用できる最強のソフトウェア。
情報を探し回った結果、Davinch Resolveを利用するのに重要なのは下記の3つ。

  1. メモリは16Gで十分
  2. Windows PCならGeforceの一択
  3. 4K動画でないなら4GのGPUで問題ない。

これらの情報はブラックマジックデザインの岡野さんがYouTuberのdorikinさんとの対談で話している内容です。
【参考動画:https://youtu.be/jfb74KUU0Bo】

構成

上記の最優先事項を満たす最安でパーツを選んでいきます。

CPU:Ryzen5 2600
GPU:玄人志向 GF-GTX1650-E4GB/OC/DF
マザーボード:GIGABYTE B450M S2H(Micro-ATX)
メモリ:Crucial DDR4-2400 16GB(8GB×2枚)
M.2 SSD:Crucial
500GB
電源ユニット:Thermaltake 600W
PC電源ユニット
Wi-Fiカード:
TP-Link Archer T4E
PCケース:舞黒透 maikurosuke(Micro-ATX)

Ryzen5 2600

第2世代のRyzenプロセッサーであるRyzen5 2600。ネットに転がっているベンチマークテストをみる限りは評価が高く、価格も安いこともあり、コスパが良いと言われています。

玄人志向 GF-GTX1650

Amazonで最安のGeForceだった玄人志向の「GF-GTX1650」は価格ドットコムでも星4以上と評価が高い製品。予備電源が必要ないということもあり、初心者にはうってつけのGPUです。

GIGABYTE B450M S2H(Micro-ATX)

今回はコンパクトなPCを作成したかったため、「GIGABYTE B450M S2H(Micro-ATX)」をチョイス。Micro-ATXはコスパがよく、対応するケースが多い点もおすすめ。

M.2 SSDとメモリ

M.2はマザーボードの説明に記載のある、「NVMe PCIe x4」を選択。Crucialは評判が良いということもあり即決です。また、メモリも同様Crucialの16GBで問題なし。時期により価格の変動が多いので、その時に安いものを購入すれば問題ないです。

Thermaltake 600W PC電源ユニット

500W以上の最安がを購入。500Wでも十分のようだが大は小を兼ねるということで600Wをチョイス。

Wi-Fi接続のためにネットワークカードが必要だが、よくわからない中国の商品が多いので、定番と言われているTP-LINKの「Archer TX50E」をチョイス。PCI-Expressでの接続になるのでUSB接続よりも高速通信が可能な点が良い。
約4000円と安いが、Bluetoothがついてない点が残念。同メーカーにWi-Fi & Bluetooth接続が可能な物もあるが、コスパを考えると「Archer TX50E」一択。

5月20日には「Archer TX50E」が発売されるので、急ぎでなければこちらがオススメ。

舞黒透 maikurosuke(Micro-ATX)

3000~5000円のケースは金額が安いということもあり、どれも評価が高い状況。今回は在庫のあるケースを選択。
ケースはどれでも同じでしょう。